視触診による検診の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:04 UTC 版)
例として次の様に行われる。 男子右記以外の女子背中部分の面積が小さいブラジャーを着用している女子検診時の姿上半身裸(トップレス)。検診時の体勢上、ニプレスなどを着用している者を除いて乳房が完全に露になる。 上半身ブラジャー1枚のみ着衣の姿。 脊柱検査時以外でも、学校で上半身が上記何れかの姿になる機会(心電図検査時・着替え時・集団入浴時など)を利用して先生などが観察(検査)を行い、家庭でも同様の姿(着替え時・親子入浴時など)になる機会を利用して親が観察を行うことが理想的とされている。 ボトムスの姿は学校制服・衣料を着用、学校制服・衣料以外を着用、パンツ(下着)のみ着用など学校や状況(脊柱検査時・脊柱検査時以外)などにより異なる。 検査内容前屈検査両方の手のひらを合わせ、肩の力を抜いて、両腕を自然に前に垂らし、膝を伸ばしたまま、ゆっくりお辞儀をし、肩、背中、腰の順に左右の高さに差があるかないか視診・触診する。検者は椅子に腰をかけて、検者の正面あるいは背面に位置し、被検者の背面を見通すようにしながら検診する。 左右の高低差が7-8mm以上または左右の背面傾斜角が5°以上だと側湾症の疑いが強くなる。 立体検査後ろ向きに「気をつけ」の姿勢でまっすぐ立ち次の3項目を視診・触診する。左右の脇線部分の曲がり方(輪郭)に不均衡があるかないか。 左右両肩の高さに差があるかないか。 左右両肩甲骨の高さや突出の仕方に差があるかないか。
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