視覚障害者用時計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 04:41 UTC 版)
視覚障害者が時間を確認できるように、指で直接針や文字盤を触れるようにした腕時計。文字盤には突起が設けられており、時間を確認する時には、文字盤を覆っているカバー部分を開いて指で触れるようになっている。無論通常の腕時計としても使用可能である。手法自体は先行して出現していた視覚障害者用の懐中時計からの踏襲である。 またこのような腕時計とは別に、音声で時刻を知らせるデジタル式の視覚障害者用時計も存在する。 防水機能は施されていないことが多い。 なお日本において視覚障害者用の腕時計および懐中時計は、針や文字盤への触覚で時間を知る形式のものについて、消費税法施行令で「身体障害者用の物品」として消費税の課税対象外となっている。また消費税導入以前、多くの腕時計・懐中時計に課税されていた物品税も、視覚障害者用時計は課税対象外であった。いずれも福祉的用途を配慮した措置である。
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