西里大学病院看護婦(一話のみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 00:00 UTC 版)
「ナース・ステーション (漫画)」の記事における「西里大学病院看護婦(一話のみ)」の解説
佐野裕子 (さの ゆうこ) 西里大学病院の外科に勤務する看護婦。福島出身。勤務年数が3年を超え、看護婦としての岐路を迎え思い悩んでいた際に接近してきた、研修医・高石と交際するが、高石の院長令嬢との婚約成立に伴い別れを切り出され、ショックのあまり、西里病院を退職し、その足で向かった高石の部屋で睡眠薬を服用して自殺を図る。幸い命を取り留め、入院中に受けた看護婦のケアに、看護婦を目指した当時の思いを蘇らせ、実家に戻って看護婦を再開することを決意する。 立花苑子 (たちばな そのこ) 西里大学病院の外科に勤務する看護婦。裕福な家庭に育つ、人と多少感覚のズレた、お嬢様。両親の主治医の息子で本人も医師である日下と結婚。披露宴の際、苑子の思い入れのある入院患者に言及した晴子の祝辞に涙する。白衣の天使を夢見て看護婦になったこともあってか、披露宴での新郎新婦の入場では、白衣で登場する。 大場幸子 (おおば さちこ) 西里大学病院の外科に勤務する看護婦。内科から転属してきた。内科勤務時代の入院患者・恒夫に見初められ、退院後、熱烈なアプローチを受け結婚するが、結婚後は、人の愛し方を知らない恒夫のドメスティックバイオレンスに悩まされ、ある晩、ふるわれた暴力が元で頭部を強く打ちつけて意識を失い、救急病院に運ばれる羽目に陥る。程なく意識は回復し、事の重大さ、さらには幸子の存在の重大さを再認識した恒夫も改心を誓うが、耐えられなくなった幸子は、しばらく別居し、実家に帰ることを決断する。幸子自身、恒夫への思いは残っての決断であり、見送りを拒否したにもかかわらず、出発間際に現れた恒夫を見て涙していた。
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