白衣の天使とは? わかりやすく解説

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はくい‐の‐てんし【白衣の天使】

読み方:はくいのてんし

白衣の女看護師天使のように気高いものとしていう語。


白衣の天使

作者

収載図書80年代中国女流文学選 5 六月話題
出版社NGS
刊行年月1989.6


白衣の天使

作者加門七海

収載図書オワスレモノ
出版社光文社
刊行年月2006.3
シリーズ名光文社文庫


白衣の天使

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 16:12 UTC 版)

白衣の天使
The White Angel
監督 ウィリアム・ディターレ
脚本 Mordaunt Shairp
Henry Wadsworth Longfellow
Michael Jacoby
Lytton Strachey
出演者 ケイ・フランシス
音楽 Heinz Roemheld
撮影 Tony Gaudio
編集 Warren Low
製作会社 ワーナー・ブラザース
配給 ワーナー・ブラザース
公開
  • 1936年6月25日 (1936-06-25) (ニューヨーク)

  • 1936年11月3日 (1936-11-03)
上映時間 92分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $506,000[1]
興行収入 $1,416,000[1]
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白衣の天使(はくいのてんし、: The White Angel)は、1936年に発表されたウィリアム・ディーターレ監督によるケイ・フランシス主演のアメリカの歴史映画[2]。この映画は、クリミア戦争中のフローレンス・ナイチンゲール看護における先駆的な役割を描いてる。

この映画の邦題である「白衣の天使」は、日本においては、戦地に赴くナイチンゲールのイメージに基づき、太平洋戦争中には「白衣の天使となり、白衣の勇士をみとるのが生き方だ」と学生に訓示されるなど、戦意高揚と戦時動員に利用された[3]

プロット

ヴィクトリア朝のイギリス、フローレンス・ナイチンゲール(ケイ・フランシス)は看護師になることを決め、彼女の上流階級の家族を困惑させる。彼女は唯一の看護学校があったドイツへ旅する。そのトレーニングは厳しいものだったが、彼女は耐え忍び卒業する。 しかし、彼女が帰国したとき、彼女を雇うものは誰もいなかった。

クリミア戦争が勃発した際に彼女はついにチャンスをつかむ。 有力な友人の助けと、タイムズ紙の記者フラー(イアン・ハンター)が報じたクリミアでの悲惨な戦況が新聞記事によって、彼女は何人かの看護師を募集して負傷者に対応するためにトルコに行くことを許される。

しかし、そこでは、彼女は病院を担当していたハント博士(ドナルド・クリスプ)から強く反対される。しかし、彼女はやる気を失うことなく、すぐに彼女の患者の気持ちを勝ち取りることになる。毎晩、彼女はランプを持って何マイルにも及ぶ病棟を、自分の患者に必要なものがすべて揃っていると満足できるまで見回った。彼女のたゆまぬ努力は、死亡率を大幅に低下させる。彼女の名声は新聞によって広まり、ヘンリー・ワズワース・ロングフェローは彼女へ捧げる詩を書いた。

機会があるごとに、より早く負傷者に対応するために、トルコはシスター・コロンバ( Eily Malyon )にまかせ、前線まで足を運んだ。ここで再び、ハント博士によって反対に直面する。しかし、彼女は司令官のラグラン卿(ハリウェル・ホッブズ)の支持を得て、すぐに仕事にまい進していく。彼女がコレラにかかったとき、彼女は以前自分が看護したトミー(ビリー・マウチ)に世話をうける。

彼女がかろうじて回復に向かっていた時、シスター・コロンバが現れ、彼女は驚いた。その修道女は、ハント博士が彼女を追い出して、エラ・スティーブンスを代わりに選んだ、と告げる。スティーブンスは彼女が既に看護師として不採用にしていた人物である。スティーブンスのゆるいそして思いやりのない指導の下で、状況は大いに悪化した。ナイチンゲールはトルコに戻って事態を収拾させる。

戦争が終わった後、彼女はイギリスに帰国。この頃には、ハント博士でさえ彼女の成果について意見を再考するようになっていた。しかし彼の上司、陸軍次官のブロック(モンタギュー・ラブ)は、頑固に意見を変える事は無かった。ブロックはヴィクトリア女王をそそのかしてナイチンゲールに反対させようとしたが、代わりに女王はナイチンゲールにブローチを贈ることによって彼女への承認を示した。

キャスト

出典

  1. ^ a b The White Angel (1936)”. Kay Francis' Life and Career. 2014年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月16日閲覧。
  2. ^ The WHITE ANGEL (1936)”. British Film Institute. 2013年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月16日閲覧。
  3. ^ 従軍看護婦”. 山陰中央新報 (2015年10月7日). 2015年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月1日閲覧。

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