白衣のアルバ女公爵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 04:26 UTC 版)
『白衣のアルバ女公爵』(はくいのアルバじょこうしゃく、西: La duquesa de Alba de blanco, 英: The White Duchess)は、スペインのロマン主義の巨匠フランシスコ・デ・ゴヤが1795年以前に制作した肖像画である。油彩。第13代アルバ女公爵マリア・デ・シルバ・イ・アルバレス・デ・トレドを描いている。ゴヤが同時期に描いた女公爵の数多くある肖像画のうちの1つで、通常は同じようなサイズであるが色合いの大きく異なる『黒衣のアルバ女公爵』(La duquesa de Alba de negro)と並べて比較される。後者の作品は2年後、夫ホセ・アルバレス・デ・トレドが39歳で死去した直後に描かれた[1]。公爵夫妻は1790年代のスペイン宮廷にあって高い地位と教養があり、高く評価されていた[2]。
- ^ a b c d e Hughes 2004, p. 162
- ^ a b c d Symmons 2000.
- ^ 『西洋絵画作品名辞典』p.227。
- ^ a b c “Doña María del Pilar Teresa Cayetana de Silva Álvarez de Toledo, XIII duquesa de Alba”. Fundación Casa de Alba. 2024年5月10日閲覧。
- ^ “A la Duquesa / de Alba Frco. De / Goya 1795 (abajo, a la izquierda).”. Fundación Goya en Aragón. 2024年5月10日閲覧。
- ^ “The Duchess of Alba”. Web Gallery of Art. 2024年5月10日閲覧。
- ^ a b Hughes 2004, p. 162
- ^ Connell 2004, p. 103.
- ^ Du Gué Trapier 1960, pp. 158–161.
- ^ Tomlinston 1994, p. 108.
- 1 白衣のアルバ女公爵とは
- 2 白衣のアルバ女公爵の概要
- 3 ギャラリー
- 白衣のアルバ女公爵のページへのリンク