黒い絵とは? わかりやすく解説

黒い絵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/15 00:00 UTC 版)

聾者の家における配置図

黒い絵くろいえスペイン語: Pinturas negras)とは、スペイン画家フランシスコ・デ・ゴヤが、晩年に自身の住居の部屋の壁に描いた一連の絵画の総称。現在はプラド美術館に全点が所蔵されている。

1819年、ゴヤはマドリード郊外に「聾者の家」(Quinta del Sordo)と通称される別荘を購入し、1820年から1823年にかけて、この家のサロンや食堂を飾るために14枚の壁画を描いた。をモチーフとした暗い絵が多いため、上記の名で呼ばれている。特に『我が子を食らうサトゥルヌス』が有名。ゴヤは亡命(1824年)に至るまでの数年間を過ごした。「聾者の家」は、以前の所有者が難聴だったためにそう呼ばれたという。1909年に別荘が取り壊され、壁画が取り外された。

X線写真で見ると『大雄山羊(魔女の集会)』を除く13点には元々、風景画が描かれており、ゴヤ自身が上描きしたことが分かっているが、理由については諸説あり、はっきりとしたことは判っていない。

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黒い絵(くろいえ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 14:59 UTC 版)

黄昏乙女×アムネジア」の記事における「黒い絵(くろいえ)」の解説

美術室倉庫幽霊描かれた絵があるという怪談。その黒い絵を見てしまった者は、その絵に描かれ幽霊現実でも見えるようになってしまうという噂。この絵はかつて紫子が、自分見た夕子の姿を描いたのである

※この「黒い絵(くろいえ)」の解説は、「黄昏乙女×アムネジア」の解説の一部です。
「黒い絵(くろいえ)」を含む「黄昏乙女×アムネジア」の記事については、「黄昏乙女×アムネジア」の概要を参照ください。

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