いりおもて【西表】
読み方:いりおもて
「西表島」の略。
西表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 10:02 UTC 版)
西表 | |
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![]() 字西表の南西部 手前が白浜、右手の島が内離島。 その奥に船浮湾を挟んで船浮が見える。 | |
北緯24度21分0秒 東経123度46分0秒 / 北緯24.35000度 東経123.76667度 | |
国 |
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都道府県 | 沖縄県 |
郡 | 八重山郡 |
市町村 | 竹富町 |
人口 (2023年(令和5年)9月30日現在) | |
• 合計 | 398人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
907-1542 |
西表(いりおもて)は、沖縄県八重山郡竹富町の字。八重山列島の西表島西部に位置する。2023年9月30日時点の人口は398人[1]。郵便番号907-1542。
地理
字西表は、祖納集落を中心とする広範な地域であり、陸路での移動が困難な船浮集落や、定住者がいない内離島・外離島を含んでいる[注釈 1]。地区別の人口は以下のとおり[1]。
- 祖納 - 117人
- 干立(星立) - 101人
- 白浜 - 131人
- 舟浮(船浮) - 49人
歴史
遅くとも14世紀頃には祖納に集落が形成されていた。18世紀前半の琉球王国時代には、祖納に西表村・慶太城村の2箇村を管轄する番所が置かれていたが、1755年に上原に移された。1768年に波照間島から島民を強制移住させた開拓村である崎山村が新設されると、南部の網取と鹿川をへ割譲。同時に慶太城村を「西表村」と改称し、元の西表村は上原を中心とする「上原村」に改称された[2]。
太平洋戦争終結の前後まで、内離島と外離島では西表炭坑の採掘が行われていた。
交通
- 道路
- 港湾
県道215号は旧小字白浜で途切れており、船浮へは船浮海運が白浜港-船浮港間で運航する定期航路で移動する。
-
県道215号白浜起点
-
白浜港浮桟橋
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船浮港浮桟橋
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白浜港-船浮港間の航路に就航していた船浮海運のニューふなうき(白浜港)
祭事
祖納と干立では伝統行事として、毎年10月に節祭が開催される[3]。
施設
史跡
- 新盛家住宅 - 沖縄県指定文化財。
-
子午線ふれあい館の子午線モニュメント
-
イダの浜(船浮)
脚注
注釈
出典
- ^ a b “竹富町地区別人口動態票”. 竹富町. 2023年11月3日閲覧。
- ^ 日本歴史地名大系(オンライン版) ジャパンナレッジ(『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース)
- ^ “500年誇る伝統行事「節祭」をたんのう 西表祖納・干立”. 八重山毎日新聞. (2010年10月18日). オリジナルの2012年7月22日時点におけるアーカイブ。
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