西成事件とは? わかりやすく解説

西成事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 01:56 UTC 版)

別冊フレンド」の記事における「西成事件」の解説

本誌1996年3月号に掲載されたみやうち沙矢の「勉強しまっせ」で「大阪西成区は気の弱い人は近づかない方が無難な所」なる旨を脚注記載(注をつけたのは作者ではなく当時副編集長)。同年2月19日読者称する女性が「西成区への差別である」と編集部抗議同月21日に「西成区人権啓発推進会議」他、四団体通名抗議文書送達同月23日講談社関西支社西成区長名抗議文書が届く。ここにおいて講談社側が事の重大性認識同月29日担当役員以下6名が謝罪文持って西成区役所訪問謝罪内容は 【一】当該作品3月をもって連載中止 【二】当該3月号の回収全国書店依頼すること 【三】本誌4月号において著者編集長連名謝罪文掲載すること を提示。しかし団体側はこの回答を「単なる尻尾切り」である事に加え謝罪連載中止告知が「抗議発端打ち切りになった誤解されかねず西成区への予断偏見助長する懸念がある」とし確認会の開催要求。翌3月21団体連名抗議文が講談社に届く。第一回抗議集会西成区役所内で開催され区側の出席人数は約150人。講談社側に鶴見橋今宮三中梅南中学校生徒代表が抗議文を手渡し講談社側も三中学を訪問して謝罪文手渡す5月27日第二回抗議集会開催行い8月号において1ページ使って詳細な経緯記述含めた謝罪文掲載7月関西支社における記者会見で、経過報告謝罪公表10月講談社社長謝罪文提出。この謝罪文西成区広報誌人権」に掲載11月社内研修会実施行い事態収束する

※この「西成事件」の解説は、「別冊フレンド」の解説の一部です。
「西成事件」を含む「別冊フレンド」の記事については、「別冊フレンド」の概要を参照ください。

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