複々線化計画と大阪市内区間の高架化とは? わかりやすく解説

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複々線化計画と大阪市内区間の高架化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:36 UTC 版)

阪和線」の記事における「複々線化計画と大阪市内区間の高架化」の解説

阪和線では、天王寺駅 - 鳳駅間の複々線化が、1958年3月提出され都市交通審議会の「大阪市およびその周辺における都市交通について」の答申で、1975年目標年度として整備すべき路線盛り込まれたが、具体化されることは無かった大阪市内区間のうち阪和電鉄開業以前から走っていた近鉄南大阪線南海平野線との立体交差は元々必要だったため、天王寺駅から美章園駅 - 南田辺間の阪神高速との交差付近までは開業当初から高架化されていた。しかし、阪神高速交差付近 - 杉本町駅北側間は長らく地平走っていて、この区間には12か所の踏切があった。そのうち開かずの踏切11か所、全国開かずの踏切ワースト10の3か所の踏切含まれており、重大な踏切障害事故主要幹線道路中心に慢性的な渋滞発生していた。このため連続立体交差事業により約4.9 km高架化工事1983年度から実施され2004年10月16日上り線が、2006年5月21日美章園駅 - 杉本町駅間の下り線高架化された。 高架化にあたっては、阪神高速計画していた大阪泉北線一体的整備し2階阪和線3階阪神高速とした3階建て高架橋建設する予定であった。しかし、阪神・淡路大震災での高架橋倒壊で、沿線住民から耐震性不安視されたため、3階建て計画見直して阪神高速地下化検討して阪和線だけの2階建てで先行して建設進められていた。3階建て高架橋は、2003年3月正式に建設中止され、その後高速道路自体建設中止された。

※この「複々線化計画と大阪市内区間の高架化」の解説は、「阪和線」の解説の一部です。
「複々線化計画と大阪市内区間の高架化」を含む「阪和線」の記事については、「阪和線」の概要を参照ください。

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