裏の教育委員会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 16:53 UTC 版)
「裏」をマルで囲む表記も。学校組織を利用した非合法な営利や、偏向教育による権力中枢への浸透を目的とする悪の組織。最終的な目標は本来、伊吹一番の行方不明の妻(頼里)と息子(三郎)を見つけ出すことであり、そのための地歩固めとして世界征服を目指していたのだが、伊吹一番自身がそのことをあまり語らないせいもあって手段が目的化し、純粋に悪行をなす構成員も多い。 裏の教育委員養成機関として「大陸学園高等学校」「私立高校ジャッカル」の2校を擁する。 伊吹 一番(いぶき いちばん) 裏の教育委員会会長。伊吹三郎の実の父。悪の総帥ではあるが、一本筋の通った男らしい性格。スポーツを愛し、肉体的パワーは作中でも最強レベル。運命のいたずらで滝沢の心の師となる。滝沢と関わる中、息子三郎と妻頼里に再会。目的を果たし裏の教育委員会長の座を辞した。健康的に日焼けした肌の色から、滝沢からは「かっ色のおじさん」と呼ばれていた。 伊吹 園次郎(いぶき そのじろう) 伊吹一番の息子で、伊吹三郎の兄に当たる。裏の教育委員会でも幹部クラスで、特に金に強い執着を持つ(元来は母と弟を探すための資金だったが、いつしか目的を見失っていた)。鞭を使った戦いを得意とし、必殺技は「暗黒流れ星」。多くの秘密教育委員を葬ってきたが、滝沢の「滝沢ほほえみ返し」に敗れ、足を洗い五十嵐光と結婚した。特徴的な長髪から、滝沢には「白獅子男」と呼ばれていた。 伊吹 四四彦(いぶき よしひこ) 伊吹一番の息子で、伊吹三郎の弟にあたる。中学3年生で、母と弟を探すために名声を強く望み「甲子園優勝投手兼高校生歌手」を目指す。 戸影 山彦(とかげ やまひこ) 裏の教育委員会会長秘書兼参謀。几帳面な性格で、裏の資料室の調和を乱す「滝沢ファイル」の存在が許せず独断で滝沢に対決を挑んだ。得意技「紙一重カウンター」で滝沢を圧倒するが、最も相性の悪い技、両方滝沢キックを食らい敗れる。そっくりな骨格の妻(陽子)がいる。 戸影 海彦(とかげ うみひこ) 裏の教育委員。戸影山彦の弟で、兄を病院送りにした滝沢に憎しみを燃やし、戦闘フォーやブラック滝沢ら刺客を送り込む。
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