表音文字の合字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:51 UTC 版)
インド系文字のほとんどやハングルは、複数の文字を合成して一音節の音(言語によっては複数の音節で読まれる)を表す字を作るシステムになっているため、文字表記上はまとまった音素が1つの文字に結合した状態になり、一種の合字とみなされる(デーヴァナーガリーにおけるॐ など、例外的に表意文字となっているものを除く)。 キリル文字の Я は、IA の合字といわれる。キリル文字を用いる諸言語のなかには、АとЕの合字(Ӕ, ӕ)・НとГの合字 (Ҥ, ҥ)・ТとЦの合字(Ҵ ,ҵ)などが採用されているものもある。「キリル文字一覧」も参照 アラビア文字には ل (ラーム)と ا (アリフ)の合字 لا (ラー)がある。 日本語の仮名では、「𪜈(トモ)」、「.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}ヿ(コト)」、「ゟ(より)」などの合略仮名(仮名合字)が使われた。「ゟ」は、現在でも新聞の求人欄の三行広告などで使用されている。 モンゴル文字にも合字が存在する。
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