藤波学園 後編〈インターハイ〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 10:05 UTC 版)
「CHIBI」の記事における「藤波学園 後編〈インターハイ〉」の解説
乾が故郷である仙台育進高校に転任したので、関監督と米沢コーチの布陣となり、新入生歓迎ロードワークは廃止され、1軍2軍は無くなったが厳しい練習について行ける者は僅か。ひ弱なエリート集団から雑草軍団に生まれ変わり、静岡県予選は全階級制覇する。当の仲本はモスキート級を4人の予選。トーナメント1回戦は難なく突破できたが、県大会決勝戦となる2回戦では、対戦相手の卑劣な仮病作戦に出た石沢弘のの謀略に乗ってしまい、試合中に顔面を一切狙えなくなってしまうが、ボディーへの攻撃の身で勝利をつかむ。 そして全国インターハイは初っ端から波乱であった。会場の駅に到着するや、旧友である熊田が他校の生徒からリンチを受けて満身創痍での再開となった。大阪府代表の一本松圭吾一派である。彼はのちの人気のない公園で仲本を待ち伏せし襲撃、左足首にけがを負わせ、その状態で仲本は開幕戦を迎えることになる。注目の1回戦、仲本の相手は奇しくも乾監督の直弟子となる坂田留吉。真の抜けた風貌ながらトリッキーな動きをする選手ではあるが実力的には仲本が苦戦する相手ではない。しかし片足を負傷したままの仲本は苦戦を強いられるも、最後には新必殺技ダブル・ボンバーを放ち逆転勝利。続く2回戦は東京都代表の新藤薫。
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