葉たばこ生産量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:21 UTC 版)
FAOの統計によると、全世界の葉たばこの生産量は、635万トン (2002年) であり、全体の3割以上を中国1国で生産している。中国国内では、雲南省・貴州省・河南省・湖南省・四川省の順に生産が多い。雲南省の生産量は66万トンと、世界2位のブラジルよりも多い。 大陸別の生産量はアジアが6割、南北アメリカがそれぞれ1割ずつ、ヨーロッパとアフリカが1割弱という比率になる。たばこで有名なキューバの生産量は3.2万トンと数量としては多くない。日本の生産量は約5万トン。主な産地は黄色種が南九州、バーレー種が北東北であり、2004年における生産量の上位は宮崎県・熊本県・岩手県・鹿児島県・青森県の順である。 中国 - 239万トン (37.7%) ブラジル - 65万トン (10.3%) インド - 58万トン (9.1%) アメリカ合衆国 - 40万トン (6.4%) ジンバブエ - 17万トン (2.7%) トルコ インドネシア イタリア アルゼンチン ギリシャ 1991年時点の生産量は766万トンであり、約10年間で葉たばこの生産量が100万トン以上減少したことが分かる。当時の生産国を生産量順に並べると、中国・アメリカ合衆国・インド・ブラジル・トルコ・イタリア・ジンバブエ・ギリシャ・インドネシアとなる。最も生産が減少したのは中国の70万トン、次にアメリカの35万トン、トルコの10万トンが続く。上位10カ国のうち、生産が増加したのは、唯一ブラジルであり、約25万トン増えた。アルゼンチンも生産量が増加している。
※この「葉たばこ生産量」の解説は、「タバコ」の解説の一部です。
「葉たばこ生産量」を含む「タバコ」の記事については、「タバコ」の概要を参照ください。
- 葉たばこ生産量のページへのリンク