荒穂神社とは? わかりやすく解説

荒穂神社

読み方:アラホジンジャ(arahojinja)

教団 神社本庁

所在 福岡県嘉穂郡嘉穂町

祭神 瓊瓊杵尊


荒穂神社

読み方:アラホジンジャ(arahojinja)

教団 神社本庁

所在 佐賀県三養基郡基山町

祭神 瓊瓊杵尊 ほか


荒穂神社

読み方:アラホジンジャ(arahojinja)

別名 荒穂権現

教団 神社本庁

所在 佐賀県藤津郡太良町

祭神 瓊瓊杵尊

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

荒穂神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/18 14:49 UTC 版)

荒穂神社

拝殿
所在地 佐賀県三養基郡基山町宮浦字宮脇2050
位置 北緯33度26分01.9秒 東経130度30分34.4秒 / 北緯33.433861度 東経130.509556度 / 33.433861; 130.509556座標: 北緯33度26分01.9秒 東経130度30分34.4秒 / 北緯33.433861度 東経130.509556度 / 33.433861; 130.509556
主祭神 瓊々杵尊
社格 式内小社
旧県社
創建 孝徳天皇
本殿の様式 三間社流造檜皮葺
例祭 9月23日
主な神事 斎祭(5月1 - 7日)
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荒穂神社(あらほじんじゃ)は、佐賀県三養基郡基山町にある神社基山南麓にある宮浦字宮脇に鎮座している[1]。社格は式内小社県社

祭神

瓊々杵尊ほか六社を祀っている[2]

祭神については古来諸説があるが、民俗学上は基肄山(基山)山頂のタマタマ石という花崗岩の巨石を磐座(いわくら)とする自然神・産霊神である荒穂天神と考えられている[1][2]。貞享元年(1684年)の「荒穂神社縁起」では、中 荒穂大明神、左一 下鴨大神、左二 八幡大神、右一 宝満大神、右二 春日大明神、右三 住吉大明神、以上六社としている(この後に五十猛命が加えられている)[2]

歴史

「荒穂神社縁起」によると孝徳天皇の時代(7世紀中頃)に松津(基肄)国造物部金連の末裔金村臣によって創祀されたと伝わる[2]

日本三代実録』に貞観2年(860年)に従五位上から正五位下に陞叙された記録がある[3]。また、『延喜式神名帳』にみえる肥前国の4つの神社の一つ(式内社[1]。社殿ももとは基山山頂にあったが、戦国の兵火で転々とし、貞享2年(1685年)に現在地に造営された[2]

社殿は流れ造りで、拝殿は文政2年(1819年)、社殿・中殿はともに安政5年(1858年)に改建されたものである[2]

明治6年(1873年)に郷社昭和15年(1940年)に県社に列格した[2]

祭事

  • 歳旦祭 1月1日
  • 春祭 2月19日
  • 斎祭 5月1日から7日間
  • 夏祭 7月19日
  • 茅の輪 7月31日から3日間
  • 神幸祭 9月23日
  • 月次祭 毎月19日

脚注

  1. ^ a b c 荒穂神社の御神幸祭 広報きやま(H29.9.15)基山町
  2. ^ a b c d e f g 荒穂神社 (2018年11月28日)基山町
  3. ^ 2月8日条。

外部リンク


荒穂神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 07:15 UTC 版)

基山」の記事における「荒穂神社」の解説

山頂付近にある花崗岩巨石は「霊霊石タマタマ石)」と呼ばれ、現在は麓にある荒穂神社が山頂にあったころ祀られていた自然神産霊神などの神々磐座(神の宿る岩)であったと伝わる。1928年昭和3年)に建立された荒穂神社の一の鳥居から社殿方向を見ると、社殿とその真後ろ山頂タマタマ石とが一直線に並ぶようになっている

※この「荒穂神社」の解説は、「基山」の解説の一部です。
「荒穂神社」を含む「基山」の記事については、「基山」の概要を参照ください。

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