范敵真とは? わかりやすく解説

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范敵真

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/03 10:18 UTC 版)

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 ガンガーラージャ
गंगाराज
チャンパ王
在位 413年 - 415年

王朝 第2王朝
父親 バドラヴァルマン1世
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ガンガーラージャ[1]サンスクリット語: गंगाराज, ラテン文字転写: Gangārāja, 生没年不詳)は、チャンパ王国林邑国中国語版)第2王朝の第4代国王(在位:413年 - 415年)。漢文史料では范敵真(はんてきしん、ベトナム語: Phạm Địch Chớn)と記される。

生涯

バドラヴァルマン1世の子[2][3]。父王の死後に即位すると、弟の范敵鎧中国語版がその母と共に出奔した。ガンガーラージャは二人を許すことができなかったことを悔やんで、国を捨てて憧れていたインドに赴こうとした[2]。大臣の蔵麟(『梁書』では蔵)に強く諫められたが聞き入れず、外甥のマノラタヴァルマンサンスクリット語版に譲位してガンジス川に向かった[1]

出典

  1. ^ a b Cœdès, pp. 56-57
  2. ^ a b 桜井由躬雄、「南シナ海の世界」 『東南アジア史 I 大陸部』、62頁。 
  3. ^ Sharma, p. 107

参考資料

先代:
バドラヴァルマン1世
チャンパ王
第2王朝第4代:
413年 - 415年
次代:
マノラタヴァルマン



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