范増とは? わかりやすく解説

はん‐ぞう【范増】

読み方:はんぞう

[?〜前204中国、秦末の知将項羽仕え奇計をもって戦功立て亜父称された。鴻門の会劉邦を刺そうとして果たさず、のちに項羽不和になり辞した


范増

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 16:11 UTC 版)

范 増(はん ぞう、拼音: Fàn Zēng紀元前277年 - 紀元前204年)は、末期の参謀。居巣(現在の安徽省合肥市巣湖市)の人。『史記』によると項羽からは亜父(あふ、あほ[1]、父に亜ぐの意)と呼ばれ敬愛されたが、劉邦側からの権謀術数により、最終的には項羽から離れて死んだ[2][3]




「范増」の続きの解説一覧

范増

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 04:48 UTC 版)

項羽と劉邦 (小説)」の記事における「范増」の解説

項羽参謀。旧居巣出身の老賢人若年の頃から諸国政情関心持ち天下周遊して入説家として生きてきたため、地元賢者としてその知慧を尊ばれていたが、陳勝・呉広の乱起こったことでかねてより夢想していた再興実現させるために腰を上げ項梁訪ねてその彗眼を買われ参謀となる。項梁死後項羽仕え、気が短く何かと短慮な行動に走りがちな項羽宥め役を勤めた項羽からは「亜父」(父につぐ者)と呼ばれて格別な敬意を受け、范増自身項羽を自らの孫のように目をかけた。

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范増

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 08:21 UTC 版)

項羽と劉邦 (横山光輝の漫画)」の記事における「范増」の解説

軍師項梁の命を受けた季布説得され楚軍に加わる。項羽からは最も信頼され、「亜父」(父に次ぐ者の意)と呼ばれる劉邦存在危険視し、彼に油断するなとたびたび項羽忠告する。秦滅亡後表向き褒賞実質的に左遷として劉邦漢中封じ込める陳平反間の計により、項羽疑われたことから、引退願い出るが、故郷帰る途上背中できもの原因亡くなる。「死ぬまで自らの無実訴え続けていた」という従者報告聞いた項羽は、「人間は死ぬ間際まで嘘はつかん」と彼の無実悟り後悔の念に苛まれる

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范増

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 00:53 UTC 版)

龍帥の翼 史記・留侯世家異伝」の記事における「范増」の解説

登場時で既に老人呼べ年齢項羽からは「亜父」と呼ばれ信頼置かれている。

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