若宮井路笹無田石拱橋(大分県)
若宮井路笹無田石拱橋
名称: | 若宮井路笹無田石拱橋 |
ふりがな: | わかみやいろささむたせっこうきょう |
登録番号: | 44 - 0004 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 石造2連アーチ橋、延長59.0m |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正6 |
代表都道府県: | 大分県 |
所在地: | 大分県竹田市大字挾田字笹無田1504-1 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 大分県近代化遺産(建造物等)総合調査 |
施工者: | |
解説文: | 笹無田石拱橋は,若宮井路が笹無田川と道路を横断するために架設されたものである。当初は鉄管によるサイホン方式であったが,腐食し明治36年に決壊したため,仮設木造橋の時代を経て,石造で再建された。道路と川をまたぐ巨大な石橋として広く知られている。 |
若宮井路笹無田石拱橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 03:01 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動若宮井路笹無田石拱橋 | |
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![]() 奥の赤い鉄橋はJR豊肥本線 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 大分県竹田市大字挟田 |
交差物件 | 大野川水系笹無田川 |
設計者 施工者 | 工藤虎彦 |
建設 | 1917年(大正6年) |
座標 | 北緯32度59分08秒 東経131度24分36秒 / 北緯32.98567度 東経131.40992度座標: 北緯32度59分08秒 東経131度24分36秒 / 北緯32.98567度 東経131.40992度 |
構造諸元 | |
形式 | 2連アーチ橋 |
材料 | 石造 |
全長 | 59.0m |
幅 | 4.0m |
高さ | 30.0m |
最大支間長 | 21.5m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
若宮井路笹無田石拱橋(わかみやいろ ささむたせっこうきょう[1])は、大分県竹田市挟田の笹無田川に架かる石造2連アーチ橋の水路橋である。1996年(平成8年)12月20日に国の登録有形文化財に登録されている。
概要
竹田市の稲葉川から取水した水を、現在の大分県豊後大野市朝地地区に送水する若宮井路の一部として、笹無田川及び道路を越えるために設けられた水路橋で、橋高30.0m、径間21.5mと非常に大きなアーチで構成された巨大な石造アーチ橋である。
1901年(明治34年)の通水当初は鉄管サイフォン式であったが、1903年(明治36年)に破裂したため木造橋が設けられた。その後、恒久的な施設とするため、1916年(大正5年)に石橋の完成を見たものの、そのわずか5日後に崩壊したため再度建設が進められ、1917年(大正6年)に現在の橋が竣工した。
諸元
- 所在地:大分県竹田市大字挟田
- 河川:大野川水系笹無田川
- 形式:2連石造アーチ橋
- 橋長:59.0m
- 橋高:30.0m
- 幅員:4.0m
- 径間(アーチの幅):21.5m
- 拱矢(アーチの高さ):9.0m
- 竣工:1917年(大正6年)
- 設計者:工藤虎彦
- 管理者:朝地町土地改良区
- 文化財等:国の登録有形文化財
交通アクセス
脚注
- ^ 文化庁の文化遺産オンライン (archive)では「-せききょうきょう」と読ませている。大辞泉では「拱橋」を「きょうきょう」と読ませている。
関連項目
外部リンク
- 若宮井路笹無田石拱橋の歴史 - ウェイバックマシン(2003年10月9日アーカイブ分) - 大分県豊後大野市朝地町土地改良区(みどりネットあさじ)ホームページ
- 佐伯管内の石橋 笹無田橋
- 水土里の文化遺産(登録有形文化財) 巨大な石造2連アーチ橋 「若宮井路笹無田石拱橋(わかみやいろささむたせっこうきょう)」 - 農林水産省
- 疏水名鑑-若宮井路- - 農林水産省
- 大分むぎ焼酎二階堂 テレビCMライブラリー 2006年「未知の力」編 : 白水溜池堰堤などと共に橋の映像が使われている
固有名詞の分類
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