船舶との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 02:28 UTC 版)
航空関係の法律、用語、習慣などには、船舶が由来となっているものも多い。例えば、下記のような例が挙げられる。 旅客機では客船になぞらえ機体を「シップ(ship)」、厨房を『ギャレー』と呼ぶ。 英語では指揮者を「キャプテン(captain)」と呼ぶ。(日本語では航空機は機長、船舶は船長) 乗務員は「クルー(crew)」になぞらえ「エアクルー(air crew)と呼ぶ。また客室乗務員をスチュワード(スチュワーデス)と呼ぶのは客船の司厨員に由来する。 機体左側を「ポートサイド(port side)」、機体右側を「スターボードサイド(starboard side)」と呼ぶ。 空中では海上と同じく右側通行。スターボード艇優先の原則を元にしたルールがあり、左舷に赤色、右舷に緑色の灯火を掲げる。 発着場所を 「 空"港"(air"port")」と呼ぶ。法的に定めは無く両側にドアがあっても基本的には船舶と同じくポートサイドから乗り降りする。キャノピーを開いて乗り込む機種はヒンジを右側に付ける設計が主流である。 用船契約と類似した航空機リースが行われる。 航空機と船舶を両方製造しているメーカーは川崎重工業(1918年から)、サード(2015年に参入開始)、ツネイシホールディングス(2015年に航空機メーカーを買収)などごく少数である。 陸上の滑走路に離着陸できる水陸両用機は基本的に航空機として扱われる。
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