能生騒動とは? わかりやすく解説

能生騒動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:15 UTC 版)

白鳥 (列車)」の記事における「能生騒動」の解説

運行開始当初単線ゆえの列車待ち合わせのため、北陸本線能生駅当時西頸城郡能生町、現・糸魚川市)に「白鳥」運転停車するダイヤ組まれたが、誤って駅の時刻表や一般の時刻表発車時刻掲載された。これが一漁村である能生駅新し特急列車客扱い停車をすると伝わってしまい、地元はたちまちお祭り騒ぎになった運行開始日に大勢の人が「白鳥」出迎えたが、停車するだけでドア開けずそのまま走り去ってしまい、出迎えた地元人々愕然とした騒動国鉄不祥事としてマスコミによって日本中に伝えられ、「能生(のう)はNO!」などという流行語生まれた。 「能生駅#能生騒動」も参照

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能生騒動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:40 UTC 版)

能生駅」の記事における「能生騒動」の解説

1961年10月1日ダイヤ改正大阪駅 - 青森駅上野駅間に特急「白鳥」設定された際、当時北陸本線単線だったため、当駅で上り運転停車行い下りと列交換を行うダイヤ組まれていた。しかし、金沢鉄道管理局作成した掲出時刻表誤って上り列車停車時刻記載され、また一部市販時刻表にも時刻掲載された。金沢鉄道管理局は、本社中部支社から「客扱いをしない」旨の指示が届かなかったことから、客扱いをするものとしていた。一方本社中部支社は、「準急さえ止まらぬ駅で特急客扱いをしないことは当然」という意識であったという。 地元では、特急停車祝賀するつもりで「ミス能生」まで選出し花束などを用意して「白鳥」迎えることになったダイヤ改正当日午後2時34分、停車した「白鳥」を、駅で地元婦人会浴衣姿踊って出迎え乗務員花束まで渡したものの、ドア開かぬまま「白鳥」発車し特急停車して客扱いもするものと思っていた関係者らは落胆した。これを俗に「能生騒動」と呼ぶ。また、男性客2人は当駅まで「白鳥」利用しようとしたが、当該列車内で車掌から「能生駅では下車できません」と告げられ次の停車駅である直江津駅下車しなければならなかった。この2人この後国鉄強く抗議したという。 なお能生駅は、1982年ダイヤ改正後から2000年代初めまで特急北越」1往復停車し正真正銘特急停車駅となった時期があったが、その後能生駅での特急利用客減や、北陸本線富山駅以東特急「はくたか」以外減少したこともあり、普通列車のみの停車駅戻った。しかし、2015年3月えちごトキめき鉄道への移管に伴い新設され快速列車2019年3月廃止)の停車駅となっていた。

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