聖母の宝石【セイボノホウセキ】(草花類)
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登録番号 | 第5209号 |
登録年月日 | 1996年 10月 15日 | |
農林水産植物の種類 | くささんだんか | |
登録品種の名称及びその読み | 聖母の宝石 よみ:セイボノホウセキ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 10月 18日 | |
品種登録者の名称 | 松下福治郎 | |
品種登録者の住所 | 静岡県浜松市貴平町1715番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松下福治郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統の自然交雑の実生から育成されたものであり,草丈が極低で,花は紫ピンクにピンク白の目のある小輪花で鉢物及び花壇向用品種である。 草型は半直立性,草丈は極低,茎の太さはやや細,毛は有である。葉全体の形は楕円形,先端の形及び基部の形は鋭形,葉の長さは短,葉身幅は狭,成葉表面の色は濃緑,斑の有無は無,表面及び葉縁の毛は有である。托葉裂片の形は針状,色は淡緑,葉柄の幅は中である。花の向きは上向き,花序のタイプは散房花序,縦径はやや小,横径は小,高さはやや低である。花のタイプは長花柱花,花型は一重咲,花筒部の形はロート形,花径は小,花筒上部の太さはやや細,中間部は中,長さは短,花色は紫ピンク(JHS カラーチャート9703),模様の有無は有,タイプは目,色はピンク白(同9701),花冠裂片全体の形は楕円形,長さはやや短,幅は及び数は中である。がく片全体の形は披針形,長さ及び幅は中である。柱頭の色は穏黄橙,花数はかなり少,稔実性は有である。 「マドンナ」と比較して,茎の毛が有であること,花色が紫ピンクであること,模様のタイプが目であること,柱頭の色が穏黄橙であること等で,「オーロラ」と比較して,葉全体の形が楕円形であること,花色が紫ピンクであること,花冠裂片全体の形が楕円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者(静岡県浜松市)のほ場において,出願者所有の育成系統の自然交雑により得られた実生の中から選抜,以後増殖を行いながら特性の調査を行い,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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