美十
美十
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 21:19 UTC 版)
おたべ・京都新京極
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒601-8446 京都府京都市南区西九条高畠町35番地2 |
設立 | 1965年 (創業1938年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 8130001010218 |
事業内容 | 菓子製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長CEO 酒井宏彰 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 347名(2024年4月1日現在) |
外部リンク | http://www.bijuu.co.jp |
特記事項:2015年、株式会社おたべから現社名に変更 |
株式会社美十(びじゅう)とは、京都府京都市南区に本店を置く、八ツ橋などを製造販売する日本国の製菓会社。つぶあん入りの生八ツ橋「おたべ」が主力商品。旧社名は「株式会社おたべ」。現在の社名の由来は、創業当初の喫茶店の屋号が「美十」であったことに因む。
沿革
- 1938年 純喫茶「美十」を開店
- 1946年 京都市中京区河原町通六角にて菓子小売店を開業
- 1949年 「京好み八ッ橋本舗」として八ッ橋の販売始める
- 1957年 八ッ橋の製造を始める
- 1965年 「さか井屋」を設立
- 1966年 つぶあん入り生八ツ橋「おたべ」を発売
- 1969年 株式会社おたべに社名に変更
- 1971年 工場を京都市南区の現在地に移転。酒井英一代表取締役社長就任、酒井清三会長就任
- 1972年 首振りの舞妓「おたべちゃん」人形がアイキャッチャーとして登場
- 1985年 東京工場開設
- 1991年 「東京往来館」として羽田空港で販売を始める
- 1995年 若狭工場開設。自社製粉開始
- 1998年 「チョコ八ッ橋」・「季節のおたべ」発売
- 2001年 酒井宏彰代表取締役社長就任、酒井英一代表取締役会長就任
- 2002年 酒井英一顧問就任
- 2005年 「黒のおたべ」発売。京都本社・工場竣工(10月)
- 2008年 「京ばあむ」発売
- 2009年 「大阪往来館」として大阪地区で販売を始める
- 2010年 京都新工場「モベスタ」竣工(10月5日)。「ぎをんさかい」ブランドで洋菓子店を開店
- 2011年 チョコ八ッ橋がモンドセレクション5年連続特別金賞を受賞
- 2013年 「おたべ会」発足。若狭新工場「リード」竣工。「こたべ」発売
- 2015年 株式会社美十に社名に変更。「ぎをんさかい」四条花見小路に移転
- 2020年 沖縄県うるま市に沖縄工場竣工(8月)
事業所
- 本店・京都工場
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- 京都府京都市南区西九条高畠町35番地2
主な商品
- 大阪さくさくワッフル
- おたべ(生八ツ橋)
- こたべ(上記のおたべをミニサイズにした商品で、おたべと同様に季節限定商品もある)
- 京町家ケーキ
- 京ばあむ
関連項目
- おおば比呂司 - 「おたべ」のパッケージのロゴ(題字)を揮毫。また広告イラストも長年にわたって担当した。
- クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー - パティシエの国際大会。2025年の大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」に同社のパティシエ、的場勇志が日本代表チームの一員として参加、チーム優勝に貢献した[1]
脚注
- ^ “株式会社美十 シェフパティシエ 的場 勇志、世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」世界最高峰の舞台で日本代表チームが日本初2連覇の快挙!”. PR TIMES. 2025年2月22日閲覧。
外部リンク
美十(おたべ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:34 UTC 版)
1957年(昭和32年)創業、1969年(昭和44年)法人化。餡入り生八ツ橋の名称は「おたべ」。
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