総合職と一般職とは? わかりやすく解説

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総合職と一般職(現業職)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 05:40 UTC 版)

総合職」の記事における「総合職と一般職(現業職)」の解説

総合職は、管理職及び将来管理職となることを期待され幹部候補正社員である。役務非定型的であり、企業享受する具体的な利益(主に金銭面)を考慮した上で名目上あらゆる役務臨機応変対応する実務能力要求されるとされている。 総合職に対して一般職現業職呼ばれる職掌がある。ここでいう一般職は、一般事務などの定型的補助的な業務を担う正社員である。現業職は、技能職技術職・専門職などさまざまな呼び方があり、具体的に工場におけるライン作業設備保全プログラマーコーダー)、設計者経理財務調剤など専門業務従事する正社員である。場合によっては難度の高い有資格者もいる。 一般職現業職は、支社支店)や工場などの事業所単位採用される原則として転居を伴う異動はない。 このような区別が必要とされるのは、男女雇用機会均等法施行により、労働者対す男女差別明文禁止されたためである。かつては男性基幹的業務女性補助的業務として区別し業務従事させるということ広く行われていたが、同法施行後は、女性従業員女性であるという理由だけで補助的業務就かせることができなくなったため、男女別ではない総合職と一般職という区分設けられるようになった

※この「総合職と一般職(現業職)」の解説は、「総合職」の解説の一部です。
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