精興の聖【セイコウノヒジリ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9568号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興の聖 よみ:セイコウノヒジリ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 11月 23日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に白色系八重混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で,切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は緑、強さは強、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長は短である。葉身長、葉幅、葉の縦横比、葉柄の長さ、一次欠刻、表面及び裏面の色、毛じの多少並びに光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数は極少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は尖る、花弁の長さは大、幅はやや広、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。「精興の鶴」と比較して、たく葉が大きいこと、花弁先端の形が尖ること、花弁の幅が広いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の育成系統に白色系八重混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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