精興の羽【セイコウノハネ】(草花類)
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登録番号 | 第13334号 |
登録年月日 | 2005年 9月 13日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興の羽 よみ:セイコウノハネ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に秋咲白系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは太、色は緑、強さは強、中空の程度は中、摘心後の分枝性はやや多、側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは中、葉の基部の形は凸、一次欠刻はやや深、葉裂片縁部の重なりの程度は平行、葉の表面の色及び裏面の色はやや淡、毛じの多少はやや多、光沢度は弱、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、裏面の色は緑白(同3701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはやや大、花首の太さは太、長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「岩の雪山」と比較して、葉の基部の形が凸であること、葉裂片縁部の重なりの程度が平行であること等で、「笑海」と比較して花の中心部の色が外弁と異なり淡黄色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に秋咲白系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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