精の砦【セイノトリデ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11004号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の砦 よみ:セイノトリデ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は 黄白色のかなり大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻は中、表面の色及び裏面の色は濃、毛じの多少は中、光沢度は強、厚さはやや厚、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は中である。管状花数はやや少、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は舟底弁及び管弁Ⅰ、先端の形は丸い、外花弁の反り方は平、花弁の長さは大、幅は中、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート3101)、裏面の色は黄白(同2501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさはやや大、花首の太さはやや太、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。「精の恵」及び「精興の港」と比較して、花弁の形が船底弁及び管弁Ⅰであること、外花弁の反り方が平らであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の育成系統に白色八重咲系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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