米国市場における韓国メーカーの台頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 03:19 UTC 版)
「トヨタ自動車の大規模リコール (2009年-2010年)」の記事における「米国市場における韓国メーカーの台頭」の解説
また、2010年5月には、ヒュンダイ、起亜自動車が米国市場で順調に売り上げをのばし、「トヨタのリコールで、現代・起亜自動車が米国で歴代最高の評価を受けている」と報道された。「品質・ブランド・価格・デザインのよさ」で高い評価を受けたとし、マーケティング・リサーチ会社ジェイ・ディーパワーによる2010年「顧客満足度」調査では、ヒュンダイはトヨタやホンダら日本車を押さえ全23ブランドの9位に登場、起亜自動車は同13位となった。 また、ブランド・キーズと自動車価格情報誌『Kelly Blue Book』でもヒュンダイが1位を獲得した。 2010年5月2日、ワシントン・ポストは自動車コラムニストのウォーレン・ブラウンの記事「A sweet salvo from Seoul(ソウルからの甘い爆撃)」において、ヒュンダイの新型ソナタは、日本車よりも優れており、米国で高い評価を受けているとしたうえで、試乗比較の結果、「ソナタに乗ってみれば、韓国車が日本車に勝っていることが実感できる」と紹介した。デザイン、インテリア、安全性、性能、品質においてソナタは、トヨタのカムリ、ホンダのアコード、日産のアルティマを圧倒し、またソナタはシボレー「マリブ」、フォード「フュージョン」の脅威になるとした。 また、米国の週刊誌「US News&World Report」はソナタが、フォード「フュージョンハイブリッド」、「マーキュリー・ミランハイブリッド」とともに1位と報道し、米国の自動車雑誌「Car and Driver」5月号も、ソナタがホンダ「アコード」、スバル「レガシィ」と比べて優勢になり、 1位となったと伝えられた。
※この「米国市場における韓国メーカーの台頭」の解説は、「トヨタ自動車の大規模リコール (2009年-2010年)」の解説の一部です。
「米国市場における韓国メーカーの台頭」を含む「トヨタ自動車の大規模リコール (2009年-2010年)」の記事については、「トヨタ自動車の大規模リコール (2009年-2010年)」の概要を参照ください。
- 米国市場における韓国メーカーの台頭のページへのリンク