米国での2例目発生とは? わかりやすく解説

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米国での2例目発生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:38 UTC 版)

BSE問題」の記事における「米国での2例目発生」の解説

米国農務省マイク・ジョハンズ長官記者会見2005年6月24日現地時間)、BSE疑われる八歳一頭から採取した試料を、イギリス国立ウェイブリッジ獣医学研究所再検結果最終的にBSEであると確認診断したことにより、陽性だったと発表した再検査を実施したのは、農務省免疫組織化学法 (IHC) で陰性であった結論付けたことに対し農務省監査局再検査を指示したため。 米国農務省問題となった牛についての情報をほとんど公開していない。テキサス州産牛だという報道もあるが、農務省はこれを肯定否定もしなかった。農務省動植物保健検査局責任者ロン・ダヘイヴン(Ron DeHaven、主任獣医官)はシカゴ商業取引所でのパネルディスカッションにおいて、問題の牛はペットフード加工工場見つかった述べ、また6月27日ウォールストリート・ジャーナルは、2004年11月テキサス州工場ペットフード用に加工処理され雌牛だと指摘する政府誤診消費者への警告が七カ月遅れた」と表題をつけた記事掲載した。 これによって農務省正式にBSE牛であると確認したのは、2003年12月に次ぐ2例目となる。前回カナダからの輸入牛と違い、ジョハンズ長官は「現時点では輸入されたという根拠何もない」と明言したため、この発言正しければ初の米国陽性牛となる。長官同時に免疫組織化学法で陰性結果となり、検査法によって異なった結果出たことから、今後免疫組織化学法 (IHC) に加え日本政府これまで併用強く要請してきたウエスタンブロット法併用する方針明らかにした。 台湾食物衛生関連部局同年6月25日4月解禁していた米国牛・牛関連製品輸入を、再禁止する方針発表した

※この「米国での2例目発生」の解説は、「BSE問題」の解説の一部です。
「米国での2例目発生」を含む「BSE問題」の記事については、「BSE問題」の概要を参照ください。

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