篠崎真里花ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:45 UTC 版)
篠崎 真里花(しのざき まりか)は涼介の幼なじみである。幼い頃は喘息持ちで学校も休みがちだったが、物語開始時点では完治している。汐凪市に戻ってきた涼介は真里花と再会し、二人は「天体水族館」という七夕祭りの企画を手伝うことになる。これは自然科学部と天文部の合同企画であり、水槽を置いた一室でプラネタリウムも同時に公演する。涼介達は準備として、水族館用の水槽と濾過装置、プラネタリウム用の投影機の自作に取り掛かる。一度は水槽を作り上げるも水漏れが生じ、涼介達は特殊なコーキング剤を手に入れて水槽を作り直す。投影機はピンホール式と決まり、制作途中で光源による熱で恒星球が溶けるというアクシデントが起こるも、光源や恒星球を取り替えることで対処する。 天体水族館の準備の合間に涼介と真里花は相思相愛となり、二人は付き合い始める。涼介は真里花の家に何度も訪れるが、真里花の父親・浩二とは衝突してしまう。それは浩二は真里花と涼介の交際を認めたがらないのであった。挙句の果てに、涼介は浩二から天体水族館の展示が上手くいかなかったら真里花との交際を諦めろとまで言われてしまう。七夕祭り当日、天体水族館は大盛況となる。天体水族館には浩二も訪れ、「たいしたものだった」と涼介に感想を伝える。七夕祭りの翌日、涼介は浩二に呼び出され、真里花が今までいかに喘息に苦しんで来たかを伝えられる。涼介は真里花を必ず幸せにすると浩二に誓う。その後、涼介と真里花がお互いの夢(建築士・保育士)や、二人で幸せになる未来を語り合う場面でスクール編は幕を閉じる。 アフター編は涼介が我妻建築事務所に勤め始めて3年目の時点から始まる。真里花は保育士となっていた。涼介は後に一級建築士の学科試験に合格する。涼介は製図試験にも合格したら結婚して欲しいと真里花にプロポーズし、真里花はそれを受け入れる。プロポーズ後、涼介は浩二に呼び出される。涼介は浩二から、真里花は喘息を治すためになんでも努力したことを聞く。真理花がそこまでしたのは、幼い頃に喘息が理由で涼介との思い出をあまり作れなかったためであった。話を聞き終えた涼介は、浩二に対し真里花との結婚の許可を求める。浩二は涼介のことを約束を守り誠実で真里花のことを真剣に考えてくれる人間だと評し、真理花との結婚を認める。月日は流れ、結婚式にて真里花は両親への手紙を読み上げる。後に涼介と真里花は子を授かる。こうしてアフター編は幕を閉じる。
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