第8の哨戒 1945年2月 - 3月
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「ホー (潜水艦)」の記事における「第8の哨戒 1945年2月 - 3月」の解説
2月8日、ホーは8回目の哨戒で南シナ海に向かった。途中、フラウンダー (USS Flounder, SS-251) と合流して北号作戦で日本本土に向かう完部隊(松田千秋少将)を捕らえるべく追跡したが、わずかにタイミングを逸してこれらの目標への接近はできなかった。2月23日朝、ホーはインドシナ半島沖を潜航哨戒中、同じく潜望鏡深度で航行中だったフラウンダーと互いに擦れ合った。ホーはキールを損傷したものの、哨戒に差し支えはないと引き返すことはせず修理で済ませ、その後海南島近辺に向かった。2月24日午後、ホーは南号作戦参加船団の一つであるヒ92船団を発見。間合いを取りながら追跡を行い、翌2月25日4時20分ごろ、ホーは北緯17度20分 東経110度35分 / 北緯17.333度 東経110.583度 / 17.333; 110.583の地点で魚雷を4本発射し、海防艦昭南に1本を命中させて昭南は一筋の黒煙を残して轟沈した。2月27日には、北緯14度02分 東経109度18分 / 北緯14.033度 東経109.300度 / 14.033; 109.300にあるバッフル島に座礁しているタンカーに対して魚雷を2本発射したが、船体に命中しなかった。3月26日、ホーは46日間の行動を終えてサイパン島タナパグ港(英語版)に帰投。本国に回航されてオーバーホールに入った。
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