第2章:暗殺者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 04:24 UTC 版)
先の建造物の破壊の一件によって、結の警察官としての特権は全て剥奪された。その勧告を受け家路に着くが、家は警告として教団に荒らされていた。また剣の手がかりを知る武器商も殺されていた。 その後電車に乗る結。そこにはフードを被った男と大きな箱がいた。箱を弄った後、フードの男は駅に降りる。電車に乗っている結はすれ違いざまにフードの男があの山羊の司祭であると気づく。そして箱の中身は変わり果てた二人の赤子と機器の群れだった。時限式のスイッチが入り、赤子たちはクローサーの時と同じく双頭の異形に変化する。 剣の力を振るうべく、電車を飛び降りて広い場所を探す結だったが、異形が行った車両とホームの破壊を結の行為と勘違いした警備部隊により取り押さえられる。その直後、双頭の異形が結を追って現れる。驚いた警備部隊は重火器で破壊を試みるが、双頭の異形の持つ武器の前に壊滅状態となる。 手錠で拘束されていた結だったが、剣で手錠を切ることに成功し、刀身の出力が調節できることを知る。そして双頭の異形が警備部隊を一掃しようとする隙をつき、一刀両断に破壊した。 涙を流しながらも、結は教団の壊滅に人生を懸けることを再び強く誓う。
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