第2次小川監督時代
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「東京ヤクルトスワローズ」の記事における「第2次小川監督時代」の解説
2018年 2月7日に元メジャーリーガーの青木宣親が7年ぶりに復帰。序盤は苦戦したものの、交流戦開始頃から巻き返し、6月17日の日本ハム戦に勝利して初めて交流戦最高勝率を決めた。過去2年は怪我人に泣かされたが、大きな故障者も出ず、後半戦でもAクラスを維持し、10月1日に3年ぶりとなる3位以内とCS進出が決定した。2日のDeNA戦に3-2で勝利して2位が確定し、神宮球場でのCS開催権を得た。しかし、迎えたCSでは巨人に2連敗し、3年ぶりの日本シリーズ進出はならなかった。松岡健一、武内晋一、山本哲哉、鵜久森淳志が現役を引退した。 オフに成瀬善久が自由契約となった(オリックスに移籍)。ソフトバンクを自由契約となった寺原隼人を獲得。 2019年 1月30日にソフトバンクを自由契約となった五十嵐亮太が10年ぶりに復帰。4月26日と5月26日に青木宣親、山田哲人、バレンティンによる同シーズン2度の三者連続本塁打を記録したが、5月14日から6月1日にかけてリーグワーストに並ぶ16連敗を喫する など、序盤から苦しんだ。シーズンを通しては山田哲人、村上宗隆、バレンティンの3人が30本塁打以上を記録したが、投手陣が苦しんだこともあり、前年の2位から一転して借金23の最下位に沈んだ。小川淳司監督の辞任が決定し、宮本慎也ヘッドコーチの辞任も発表され、次期監督には二軍監督を務めていた高津臣吾が就任することとなった。村上宗隆は高卒2年目ながら36本塁打96打点を記録し、新人王のタイトルを獲得、10代におけるシーズン最多本塁打を更新、中西太が1953年に記録した高卒2年目以内の最多本塁打に並んだ。ドラフトでは目玉であった星稜高校の奥川恭伸を3球団競合の末に交渉権を獲得した。また、メジャー通算1367安打、14年は青木と同僚で15年には遊撃手としてゴールドグラブ賞を受賞したアルシデス・エスコバー、楽天を退団した嶋基宏、今野龍太、ソフトバンクとの再契約を保留していた長谷川宙輝を支配下として獲得。9年間在籍して主軸を張ってきたバレンティンがソフトバンクに移籍。館山昌平、畠山和洋、三輪正義、寺原隼人が現役を引退した。
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