第三段階 〜艦隊決戦〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/24 07:47 UTC 版)
「ハワイ攻略作戦 (紺碧の艦隊)」の記事における「第三段階 〜艦隊決戦〜」の解説
航空戦力を殲滅され、ハルゼーが戦死した事を知ったキンメルは驚愕したが日本側の航空機は連続出撃のため弾薬を使い切っており、潜水艦に対しても本隊輪形陣によって防御できると判断、艦隊決戦で高杉艦隊を殲滅する事を決意しハワイへ引き返した。途中、戦艦群から放った水上偵察機からの報告から日本側が燃料基地の破壊を狙っていると判断し、更に民間機からの情報により迎撃のためカウアイ海峡西側へ急行した。 そして13時40分過ぎ、日米艦隊による艦隊決戦が開始された。米戦艦8に対し日本側は当初2隻(『比叡』、『霧島』)の戦艦のみだったが20分後に別働隊として派遣されていた坂元良馬中将率いる戦艦6隻を基幹とする日本主力艦隊(以後坂元艦隊と記す、旗艦『金剛』)が出現、直衛空母からの艦載機による攻撃と併せて艦砲、雷撃により戦艦以外の巡洋艦、駆逐艦、小艦艇を17時30分には全滅させていた。キンメル提督は意地を見せて突撃を命じた直後、戦艦『アリゾナ』、『オクラホマ』が紺碧艦隊の雷撃を受けて轟沈、これに驚愕したキンメル提督は降伏を決意し海戦は終わった。残存した戦艦『メリーランド』、『テネシー』、『カリフォルニア』、『ウェストヴァージニア』、『ペンシルヴェニア』、『ネヴァダ』は日本海軍に鹵獲され、後に米利蘭土型航空爆撃戦艦として改造されることとなった。
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