第一海上護衛隊編入まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 04:29 UTC 版)
「鵜来 (海防艦)」の記事における「第一海上護衛隊編入まで」の解説
1943年(昭和18年)10月9日、日本鋼管株式会社鶴見造船所で起工。1944年(昭和19年)1月25日、鵜来と命名され、占守型海防艦の18番艦に定められ、本籍を佐世保鎮守府と仮定。5月15日、進水。6月5日、艦艇類別等級の改正で海防艦の項中に鵜来型が新設され、同級の1番艦に定められる。 7月31日竣工し、本籍を佐世保鎮守府に、役務を佐世保鎮守府警備海防艦にそれぞれ定められる。同日付で呉防備戦隊に編入される。8月1日、日本海軍は九州佐伯に司令部をおく特設対潜訓練隊(司令西岡茂泰大佐、海兵40期)を編成した。呂号第六十八潜水艦と呂号第五百潜水艦(元ドイツ潜水艦U-511)が新造海防艦の訓練に協力する。だが鵜来は受領後に発生した機関故障のため、9月19日まで横須賀に在泊し修理と整備を行う。同19日午後4時、横須賀を出航し内海西部へむかう。9月23日に佐伯到着、翌24日より対潜訓練をおこなった。対潜訓練隊の呂号第五百潜水艦を相手に基礎術力練成教育にあたる。 10月13日、鵜来は佐伯を出発して15日佐世保港に到着した。10月16日、鵜来は呉防備戦隊より除かれ、第一海上護衛隊に編入された。
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