せんにゅう‐だこう〔センニフダカウ〕【×穿入蛇行】
穿入蛇行
穿入蛇行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 02:43 UTC 版)
詳細は「穿入蛇行」を参照 穿入蛇行とは、河谷における蛇行のことであり、掘削蛇行(intrenched meander)と生育蛇行(ingrown meander)に大きく分けられる。掘削蛇行は、自由蛇行の河川において、侵食作用が活発化し下刻が起こることで地形が形成される。一方側刻は小さいため、河谷の断面は左右対称となる。生育蛇行では、下刻に限らず側刻も行われ、蛇行の振幅も増大させ、河谷の断面も非対称になる。攻撃斜面では植生に乏しく岩石が露出しており、侵食の進行により谷壁の傾斜が大きく、斜面崩壊も起こりやすい。一方滑走斜面では緩傾斜であり災害も起こりにくい。 なお、穿入蛇行の大多数は生育蛇行であり、掘削蛇行はあまり存在しない。
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