空中線と局舎について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 02:06 UTC 版)
「小樽市内テレビ・ラジオ中継局」の記事における「空中線と局舎について」の解説
アナログテレビの映像出力はVHF75W、UHF500Wであり、VHF75Wは道内では小樽中継局と北見中継局(北見市)以外に存在しない。 デジタルテレビの送信出力は50W(デジタル放送では、映像と音声の映像は同じ信号でまとめて送られる)。 偏波面は、アナログVHFとFMラジオが「垂直偏波」、アナログUHF・デジタルテレビが「水平偏波」。 NHK札幌放送局はFM(民放のAIR-G'・NORTH WAVEも含む)中継局と局舎を併設。 HBCはアナログテレビで単独使用。アナログ中継局は1957年(昭和32年)開局時の「HBCテレビ」ロゴをアクリル板で表記していたが、デジタル中継局は2001年(平成13年)からのロゴを表記。 STVはアナログテレビでFMおたる送信所・局舎を併設。ロゴは、アナログ中継局が1959年(昭和34年)開局時のもの、デジタル中継局が2000年(平成12年)から2014年(平成26年)までのものを使用。 HTB・UHB・TVhはアナログテレビで送信施設を3局で共同使用。HTBのロゴは、アナログ中継局が1968年(昭和43年)開局時のもの、デジタル中継局が2006年(平成18年)からのものを使用されているが、ダイナミックスクエアの部分は省略されている。 UHBのロゴは、アナログ中継局・デジタル中継局とも1983年(昭和58年)より使用されている「uhb」となっている。 デジタルテレビ中継局は、以下の通り。空中線は全局共同使用で、NHK札幌放送局アナログテレビ(FM放送併設)空中線とSTVアナログテレビ空中線の中間に設置。 局舎はNHK札幌放送局がアナログテレビ・FM(民放2局を含む)共用局舎に併設、民放5局はSTVアナログテレビ局舎の隣に新設。 そのため、STV以外の民放各局のアナログ空中線・局舎のみ、2011年(平成23年)7月24日の停波をもって運用を終了した。STVアナログテレビ空中線・局舎についてはSTVロゴを消去した上で、FMおたる単独の送信所として存続されている。但し、STVが両施設を運用終了にして電波法に基づいて解体撤去する可能性が考えられていたため、送信所がNHK-FMと民放FMの共同空中線かデジタルテレビ共同空中線に、局舎がNHK札幌放送局・民放FM共同局舎か民放5局デジタル共同局舎に、場合によっては送信所ごと手宮公園外に移設される可能性があった。
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