空中線装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:00 UTC 版)
「海上自衛隊のC4Iシステム」の記事における「空中線装置」の解説
SUPERBIRD衛星を用いたXバンド通信のためには、NORA-1が広く用いられている。またひゅうが型では、SUPERBIRD D衛星を利用したXバンドの高速大容量通信(数Mbps)に対応する衛星通信空中線装置として、NORA-7が導入された。一方、Kuバンドを使用する衛星通信空中線装置としてはNORQ-1が用いられる。 民間のインマルサット衛星通信用の衛星通信装置としてNORC-4も各艦に搭載されており、またアメリカ軍の衛星通信システムに参加するための対米通信装置として、一部艦(DDG, DDHなど)にはAN/WSC-3(OE-82C)やAN/USC-42 Mini-DAMAが搭載されている。 「ありあけ」。NORA-1のアンテナはレドームに収容され、艦橋両脇に設置されている。 「ひゅうが」。上部構造物前方にNORA-7、後部煙突前面にNORQ-1C、側面にNORQ-1のレドームが設置されている。
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