私鉄車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 05:38 UTC 版)
小田急ロマンスカー(GSE、VSE、LSE、HiSE)や、名鉄7000系パノラマカー、東武100系スペーシア、京成電鉄新AE形スカイライナー、近鉄アーバンライナー、等の大手私鉄特急電車と、ミニカーブレールに対応した小型の第三セクター鉄道の軽快気動車、既製品のバリエーションとして地方私鉄・第三セクター鉄道譲渡車輛がある。歴史的には1980年代の西武5000系レッドアロー以降コンスタントに私鉄車輌を製品化していて、私鉄特急電車の分野ではNゲージメーカーの中で一番製品が充実していた時期も長かったが、1995年発売の東武100系スペーシアが大きなキャンペーンを行ったにもかかわらず販売が振るわず、以後2005年発売の小田急ロマンスカーVSEまで10年間私鉄特急の新製品が途絶えることになった。またレールバス等第三セクター鉄道各社の車輛も積極的に製品化しているが、2000年代以降製品を急速に拡充してきた他社と比べて現在の製品ラインナップは多いとはいえない。特に2005年(平成17年)以降は同じくトミーテックが製造販売する鉄道コレクションで販売される車種の方が多くなっている。また通勤型車両の製品化には消極的ではあるが、2010年以降はE233系列列車に属する相鉄11000系電車・小田急4000形電車・都営地下鉄10-300形電車(4次車)といった新製品も見受けられる。 古くからある製品ではライトや動力機構等の製品仕様が旧来のままで近年の新製品と比べて見劣りするものも多く、リニューアルも軽微なものにとどまる傾向にある。西武5000系電車のようにリニューアルされる事も無く生産中止となった製品もある。
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