私鉄総連との対立とは? わかりやすく解説

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私鉄総連との対立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 10:30 UTC 版)

国鉄労働組合」の記事における「私鉄総連との対立」の解説

国労初期動労同調)の行き過ぎた労使闘争は、首都圏関西圏国鉄から並行私鉄への乗客大規模な移動呼んだこのため私鉄総連加盟する大手私鉄労組は、全面スト戦術放棄せざるを得なくなったついには国労並み組織率戦闘性を持っていた東武鉄道労組までもが、上尾事件きっかけとして東北本線利用客伊勢崎線系統への大量流入を受け、運行スト放棄する至った。また国労同様にストライキ多発させていた営団地下鉄労働組合長時間ストライキについては1979年最後に行わなくなり以降実施して始発からのごく短い時間のみとなっていった。 そのため、私鉄労組加入する私鉄総連は、国労との同調できないばかりか逆に足かせとなったため、これら大手私鉄労働組合国労に対して非協力的になっていった。それどころか、近畿日本鉄道京浜急行電鉄小田急電鉄などでは、労組公然と労使協調による国鉄利用客引き剥がし(これには、1976年国鉄運賃大幅値上げなども影響している)に加担した

※この「私鉄総連との対立」の解説は、「国鉄労働組合」の解説の一部です。
「私鉄総連との対立」を含む「国鉄労働組合」の記事については、「国鉄労働組合」の概要を参照ください。

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