福島県指定重要文化財
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「勝福寺 (喜多方市)」の記事における「福島県指定重要文化財」の解説
木造不動明王立像 像高146cm 寄木造りの彩色された立像である。体内には「右奉造立不動明王並毘沙門天王、形像造立采絵用途二十貫也、弘安二(1279)年己卯四月一日、右造立勧進僧隆尊並檀那比丘尼 教阿弥陀仏僧永慶」の墨書銘がある。昭和28(1953)年10月1日に県の重要文化財に指定。 木造毘沙門天立像 像高155cm 寄木造りの立像である。体内には「右奉造立不動並毘沙門天王、木造采絵用途二十貫也、弘安二(1279)年己卯三月二十九日、右造立勧進僧隆尊並檀那明尊、教阿弥陀仏仏師永慶長寂長信の墨書銘がある。昭和30(1955)年12月27日に県の重要文化財に指定。 銅鐘 勝福寺観音堂の東側に建っている鐘楼にかけられている鐘は、高さ118cm、口径65cmの小型の鐘で、蘆名盛興とその父・蘆名盛氏の寄進である。銘の切り手は、会津の刀工として名高い古川兼定である。新編会津風土記によれば銘に「奉鋳鐘一口、奥州会津耶麻郡勝村、勝福寺別当満勝院、本願観行坊慶算当寺、大旦那平盛興並隠居盛氏、鋳師大工早山主殿助並小工太郎左衛門、銘帳切手兼定、諸行無常、是生滅法、生滅々己、寂滅為楽、並諸旦那等現世安穏後生、善所無疑者也、永禄七(1564)年甲子季夏日」とある。現在は解読不能。昭和30(1955)年12月27日に県の重要文化財に指定。
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