神話の記述
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岩戸隠れの際に八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)を作った。天孫降臨の際邇邇芸命(ににぎ)に附き従って天降るよう命じられ、天児屋命(あめのこやね)、布刀玉命(ふとだま)、天宇受売命(あめのうずめ)、伊斯許理度売命(いしこりどめ)と共に五伴緒の一人として随伴した。 『日本書紀』の岩戸隠れの段では、八尺瓊勾玉を作ったのは「玉造部の遠祖・豊玉神(とよたまのかみ)」(第二の一書)、「玉作の遠祖、伊弉諾尊の児・天明玉命(あめのあかるたまのみこと)」(第三の一書)としている。どちらも玉造部の祖としていることから玉祖命と同神と考えられる。
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神話の記述
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「アシナヅチ・テナヅチ」の記事における「神話の記述」の解説
二神はオオヤマツミの子で、出雲国の肥の川の上流に住んでいた。8人の娘(八稚女)がいたが、毎年ヤマタノオロチがやって来て娘を食べてしまい、スサノオが二神の元にやって来た時には、最後に残った末娘のクシナダヒメを食いにオロチがやって来る前だった。二神はスサノオがオロチを退治する代わりにクシナダヒメを妻として差し上げることを了承し、オロチ退治の準備を行った。このとき、スサノオによって娘のクシナダヒメは櫛に変えられた。 スサノオが無事オロチを退治し須賀の地に宮殿を建てると、スサノオはアシナヅチを呼び、宮の首長に任じて稲田宮主須賀之八耳神(いなだのみやぬしすがのやつみみのかみ)(『日本書紀』では稲田宮主神)の名を与えた。
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神話の記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:29 UTC 版)
神産みにおいてイザナギとイザナミとの間に生まれた神である。火の神であったために、出産時にイザナミの陰部に火傷ができ、これがもとでイザナミは死んでしまう。その後、怒ったイザナギに十拳剣「天之尾羽張(アメノオハバリ)」で首を落とされ殺された。 『古事記』によれば、カグツチの血から、以下の神々が生まれた。 石折神(いはさくのかみ) 根折神(ねさくのかみ) 石筒之男神(いはつつのをのかみ)以上三柱の神は、十拳剣の先端からの血が岩石に落ちて生成された神々である。 甕速日神(みかはやひのかみ) 樋速日神(ひはやひのかみ) 建御雷之男神(たけみかづちのをのかみ)別名は、建布都神(たけふつのかみ) 別名は、豊布都神(とよふつのかみ) 以上三柱の神は、十拳剣の刀身の根本からの血が岩石に落ちて生成された神々である。 闇淤加美神(くらおかみのかみ) 闇御津羽神(くらみつはのかみ)以上二柱の神は、十拳剣の柄からの血より生成された神々である。 また、カグツチの死体から、以下の神々が生まれた。 正鹿山津見神(まさかやまつみのかみ、迦具土神の頭から生まれる) 淤縢山津見神(おどやまつみのかみ、迦具土神の胸から生まれる) 奥山津見神(おくやまつみのかみ、迦具土神の腹から生まれる) 闇山津見神(くらやまつみのかみ、迦具土神の性器から生まれる) 志藝山津見神(しぎやまつみのかみ、迦具土神の左手から生まれる) 羽山津見神(はやまつみのかみ、迦具土神の右手から生まれる) 原山津見神(はらやまつみのかみ、迦具土神の左足から生まれる) 戸山津見神(とやまつみのかみ、迦具土神の右足から生まれる)
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