神社を中心とする村落生活調査報告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 07:09 UTC 版)
「式内楯原神社」の記事における「神社を中心とする村落生活調査報告」の解説
「神社を中心とする村落生活調査報告」は、関西大学の教授であった津田秀夫が収集し、現在は「津田秀夫文庫」として大阪市史編纂所に保管されている資料である。資料は全部で6冊あり、その内訳は、大阪府の4冊分、兵庫県の2冊分となっている。この資料の内容は、宮座の基礎的研究を行った歴史学者の肥後和男が、宮座の調査として近畿地方を中心とする各府県庁を通じて神社に配布した質問票の回答を集めたものである。各質問には神職や氏子総代が手書きで回答を記しており、楯原神社からの回答は以下の通りである。 神職 [世襲]当神社は世襲にあらず [現在も世襲か]初代の神職です [特別な名称]先生、以外はなし [一年神主]なし [収入]小学校に奉職 其他村役場に勤務 [その他]別になし [神職の氏名]浅井常次郎 氏子 [氏子区域]一町一氏子 [二重氏子]なし [他市町村区域]区域内に限る [氏子の戸数]五百戸 [戸数の変動]なし [氏子の資格]なし [氏子入り儀礼]なし [婿入り]なし [若衆の行事]なし [氏子内の階級]なし [階級の相違]なし [氏子の義務]氏子納金 [義務の差]なし [その他]なし 祭礼 [祭の日時]三大祭以外、夏祭(六月二十五日) 、鎮火祭(十一月三十日) [儀礼内容]祈年祭、夏祭、大祓祭、例祭、新嘗祭、鎮火祭、其他等の順 [田植祭]なし [特殊神饌]なし [当屋の決定]なし [長男の扱い]なし [当屋の任務]なし [当屋の交代]なし [特殊神事]なし [山の神祭]なし [藁蛇の神事]なし [火焚の神事]なし 宮座 [宮座の有無] [宮座の建物] [座人の資格] [座衆の人員] [座入り儀礼] [首座の名称] [組織階級] [座人の義務] [座人の姓]
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