神代三剣
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神代三剣(かみよさんけん[1][要出典])とは、日本の神話時代(神代)から伝わるとされる剣[2][誰?]。
概要
- 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ、あめのむらくものつるぎ)
- 三種の神器の一つで、熱田神宮の神体である。草薙剣(くさなぎのつるぎ・くさなぎのけん)・都牟刈の大刀(つむがりのたち)・八重垣剣(やえがきのつるぎ)とも称される。三種の神器の中では天皇の持つ武力の象徴であるとされる。
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→詳細は「天叢雲剣」を参照
- 布都御魂(ふつのみたま)
- 記紀神話に現れる霊剣。韴霊剣、布都御魂剣(ふつみたまのつるぎ)とも言う。佐士布都神(さじふつのかみ)、甕布都神(みかふつのかみ)とも言い、「ふつ」は物を断ち切る音を表す。
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→詳細は「布都御魂」を参照
- 天羽々斬(あめのはばきり)
- 日本神話に登場する刀剣。天羽々斬剣(あめのはばきりのつるぎ)、布都斯魂剣(ふつしみたまのつるぎ)とも言う。「十握剣」「十拳剣」「十掬剣」など様々に表記される。ただし、十握剣については様々な場面で登場していることや、「10束(束は長さの単位で、拳1つ分の幅)の長さの剣」という意味の名前であることから、一つの剣の固有の名称ではなく、長剣の一般名詞と考えられ、それぞれ別の剣であるとされる。
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→詳細は「天羽々斬」を参照
脚注
- ^ 博学こだわり倶楽部編『日本刀 妖しい魅力にハマる本』(河出書房新社、2014年)ISBN 978-4-309-49902-4 p.46.
- ^ 神代・伝説とされるが、天叢雲剣と布都御魂に関しては現存する剣である。
神代三剣(かみよさんけん)
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「天華百剣」の記事における「神代三剣(かみよさんけん)」の解説
天羽々斬、天叢雲剣、布都御魂剣ら3振りの巫剣のこと。七星刀や丙子椒林剣よりも前から存在する最古の巫剣とされるが、姿を現すことがないため実在そのものが疑われる存在となっている。
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