礼装とティアラとは? わかりやすく解説

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礼装とティアラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 06:04 UTC 版)

ティアラ」の記事における「礼装とティアラ」の解説

ティアラ広義クラウンcrown、冠)の一種である。広義クラウンには、ティアラのほかに、リース (wreath)、コロネット (coronet)、ミトラ (mitre)、ダイアデム (diadem) などを含む。 一方礼装において、ティアラは狭い意味でのクラウンとは区別されるクラウンティアラ礼装用いられる装飾品であるが、クラウン第一礼装用の装飾品である。これに対してティアラ第二礼装用の装飾品である。ティアラ西欧ではデミコロナル(半冠)とも称する第二礼装用のティアラ第一礼装用のクラウンとは異なり装飾前面前頭部)のみのバンド型で後面には装飾持たないという特徴がある。したがって横見がすっきりと格調高く仕上がるようなヘアデザインとの組み合わせ想定されている。ティアラには後部に足と呼ばれる金具がついており、着用時には足の部分を髪かベールで隠す。 ティアラ西欧王室日本皇室などで礼装用いられることも多い。 古くから、女性皇族成人になってティアラ作る場合御用達技能者の数名作品献上し出来栄えによって選別したり、特定の業者契約していた。紀宮清子内親王の際は内廷費製作された。寛仁親王長女彬子女王の時は随意契約ミキモトが2577万円宮廷費製作された。競争原理取り入れた近代においては寛仁親王次女瑶子女王ティアラ作成時から入札始まり和光1921万円高円宮長女承子女王ティアラ和光で1879万円高円宮次女典子女王ティアラミキモトで1522万円高円宮三女絢子女王ティアラミキモトで1485万円秋篠宮長女眞子内親王ティアラは、和光が2856万円落札した秋篠宮次女佳子内親王ティアラに関しては、2890万円予算計上し2793万円落札初めデザイン公募、「審査委員会」(審査委員高階秀爾大原美術館館長宮田亮平東京芸術大学長ら3人を予定)による協議結果ミキモト制作業者選定された。ティアラ高額なため、宮内庁国費宮廷費を製作費に充てている。ティアラは国の所有となり、女性皇族はそれを借用し結婚して皇室離れるとき返納宮内庁管理するティアラ格調の高さや上品さから婚礼などのヘッドドレスとして人気がある。 現存するアンティーク・ジュエリーなどにおいては、裏の部品着け外しすることによって、ネックレスブローチとして着用できるものも見られる

※この「礼装とティアラ」の解説は、「ティアラ」の解説の一部です。
「礼装とティアラ」を含む「ティアラ」の記事については、「ティアラ」の概要を参照ください。

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