硬玉製大珠
主名称: | 硬玉製大珠 |
指定番号: | 330 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1973.06.06(昭和48.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | 富山県氷見市朝日貝塚出土 |
員数: | 1箇 |
時代区分: | 縄文 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 表裏側面をていねいに整形した典型的な鰹節形大珠で、上端は丸味をもち、下端は少しとがっている。全体を美しく研磨し、中央断面は楕円形を呈する。表面の色調は緑色と白色が入りまじり、裏面は緑色少なく白色の部分が多い。孔は中央よりやや上に穿孔されている。 縄文時代中期には硬玉製大珠が盛行するが、北陸地方から中部、関東地方に濃密に分布する。特に富山県地方の出土例は多い。これは硬玉の原産地である新潟県青海川、小滝川に近いからであろう。本大珠は現在発見されているうち最大であるばかりでなく、攻玉的にも優れ、保存状態も良好である(本誌新年号参照)。 |
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