長者ヶ原遺跡
名称: | 長者ヶ原遺跡 |
ふりがな: | ちょうじゃがはらいせき |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 新潟県 |
市区町村: | 糸魚川市一の宮 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1971.05.27(昭和46.05.27) |
指定基準: | 史1,史6 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | 昭和60.05.14 |
解説文: | S46-5-112長者ヶ原遺跡.txt: 糸魚川駅より約1,800メートルの所に、姫川によって開析された標高80メートルほどの丘陵上に所在する。 昭和29年から3回にわたり慶應義塾大学等による発掘調査の結果、住居跡・炉跡等の遺構が発見され、また多量の硬玉原石とその加工品をはじめ、攻玉用の砥石、擦切用石器等が伴出し、繩文時代中期の硬玉製作跡であることが明らかにされた。姫川の上流、小滝川には硬玉原産地(天然記念物)があり、この溪谷から採取した原石を加工したものと考えられる。この時期の代表的な遺物である硬玉製大珠は、北陸地方を中心とし、中部、関東地方に広く分布するが、本遺跡はその製作遺跡の1つであり、学術的価値が高い。 なお、「長者ヶ原式土器」の名称は本遺跡出土の土器を標式として命名されたものである。 |
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