硬(ボタ)山・ズリ山を保存している自治体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 06:30 UTC 版)
「ボタ山」の記事における「硬(ボタ)山・ズリ山を保存している自治体」の解説
カッコ内は炭鉱名。 北海道岩見沢市旧栗沢町域(万字炭鉱) 「万字炭山森林公園 ズリ山階段775段」(※直線部分の階段の段数)この公園のズリ山階段は色々な曲線ルートも存在し、2468段の階段が設置されている。ポンポロムイ川と幌向川という自然の河川も園内を流下し開園期間には管理員も駐在しており、植栽等の整備もよく優れた森林公園である。 赤平市(北炭赤間炭鉱) 「777段ズリ山階段 日本一のズリ山階段777(スリーセブン)旧北炭赤間炭鉱ズリ山」住友赤平炭鉱に隣接して存在した。北海道炭鉱汽船の赤間炭鉱の硬山に直線階段を777段設置し、大文字焼きの施設も併設をし整備をしたものである。直線階段の777段を売りにしている施設である。 夕張市(北炭夕張炭鉱) 「夕張市石炭博物館」 硬山よりかつての実際の坑道を再利用をした模擬坑道が最大の売りの石炭博物館である。 福岡県飯塚市旧穂波町域(住友忠隈炭砿) 「筑豊富士=特に形状が美しい硬山」と云われ、人工物で産業廃棄物ではあるのだが、富士の名を持って呼ばれている硬山で、筑豊地域で特に美しい硬山ある。 志免町、須恵町、粕屋町(国鉄志免鉱業所) 「第五坑の硬山」と云われる現在志免炭鉱跡として遺っている場所の坑ロから採掘されてきた石炭を、撰炭して出て来た硬を野積みして出来た。その硬山は、硬スキップと云う硬を運搬野積み用の運搬装置で作られたもので、いくつかの硬山が盛られたのだが、その中で丁度3町の境界上に盛られたのが「西原硬山(にしばるぼたやま)」と、小字の名称で名付けられた。 長崎県佐世保市(旧世知原町) 「かじか健康公園硬山階段555!(けんこうこうえんボタやまかいだんGO!GO!ゴー!)」「硬山ステージ(ぼたやまステージ )」旧世知原町が飯野鉱業松浦炭鉱の硬山を利用し、健康公園と野外イベント会場のステージを建設したものである。付近の世知原町石炭記念館(佐世保市世知原石炭記念館)の隣には、実物の坑口が保存されている。
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