石木ダム建設をめぐる発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:17 UTC 版)
「北村誠吾」の記事における「石木ダム建設をめぐる発言」の解説
2019年9月14日、長崎県佐世保市で記者会見し、一部住民が反対している長崎県川棚町の石木ダム建設計画についてダム建設で景観が変わるとの指摘について「原風景への思いは人それぞれに価値観の違いがある。誰もが共通に思うものだと言えるかどうか」と疑問を呈し、「人がそれぞれの立場と生き方の中で、自分自身の何かを犠牲にして生きていると思う」と持論を述べ、生活の維持のためには住民の犠牲はやむを得ないとの認識を示した。また、佐世保市民として渇水に苦しんだ経験や、(海軍によって整備された)佐世保の上下水道を修理・補修する際に代わりの水源を確保しておく必要からもダムの必要性を主張した。 その後、17日の閣議後の記者会見で、「閣僚としてではなく長崎出身の政治家として地元の問題について述べた」と語った。発言について、謝罪や撤回はしない考えを示す一方、「不快な思いをさせるような表現ということであれば、今後は十分注意していきたい」とも述べた。
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