真島昌利との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:20 UTC 版)
THE BLUE HEARTS結成以前は、甲本はザ・コーツ、真島昌利はTHE BREAKERSと、別のバンドで活動していたが、その頃から顔見知りであった。 真島昌利とはTHE BLUE HEARTSから、30年以上バンドを組み続けている。甲本のインタビューによれば、若い頃から、将来は親の世話になろうと思っていて、働く気の無かった自分を、真島が「お前はやれば出来る子なんだよ!」と、叱咤激励し続けてきたと語っている。また、上京して友達がなかなか出来なかった甲本にとって、誰より自分を理解してくれた真島を、「自分にとって特別な存在だから、彼の期待を裏切りたくない」と言っている。真島とはプライベートでの交流も盛んであり、休日には二人で中古レコード店を回ったりすることもある。2013年2月8日放送の「ミュージャック」(関西テレビ)で、真島と一緒に東京ディズニーランドに行った際、チップのグリーティングに割り込んで写真を撮ろうとして、チップに注意されたエピソードを披露した。また、外出先で偶然、真島と遭遇することも頻繁にあるという。かつて笹塚で同居していた頃、朝起きて映画館まで歩いて行くと、中から真島が出てきたことがあったり、レコード屋で遭遇したりするといい、一度ロンドンのポートベロ―でばったり会ったことがある。 ブルーハーツ結成直後、真島とバンドの今後について話し合いをしていたところ、突然、「『バッテンロボ丸』の再放送が観たい」と言って自分の部屋に戻ってしまった。これに真島は激怒し、甲本の部屋に突入するや否や、甲本が「ちょっと待って、この番組が終わってから」と言ったその時、真島がテレビのコンセントを『ブチッ!』と抜き、甲本に「こんなもの(テレビ)があるからいけないんだ!」と言ってテレビを撤去し、隣に住んでいた山川のりをの部屋に持っていってしまった。特撮やアニメなどテレビの子供番組が大好きな甲本にとってはショックだったものの、他人と一緒に何かをやって行く時に大事な態度や考え方を学ぶ機会になった。
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