県教委が文科省の指導に従えないと表明とは? わかりやすく解説

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県教委が文科省の指導に従えないと表明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 22:39 UTC 版)

八重山教科書問題」の記事における「県教委が文科省の指導に従えないと表明」の解説

文科省9月8日の3市町全教委員による協議無効とし、2011年9月15日に県教委対し8月23日協議結果に基づき事実上竹富町教委育鵬社採択させるよう指導したが、県教委示した結論は、「教科書無償措置法は、3市町教委各々に対して協議して同一教科書採択する義務課している。3市町教委による協議一本化していく必要がある」として、文科省指導には従えない表明した16日県庁開かれた教委会見で、狩俣智(義務教育課長)は、9月8日協議有効性について、「有効か有効でないかの判断は、まず当事者がすべきで、第三者一つ団体為した協議について、有効とか無効とかいうべきでない。県教委答え立場にない」とした上で、「県教委市町村教委指導するためには明確な法的根拠が必要。地方自治法法律または政令に拠らなければ指導できないこととされている」と、文科省指導従えない理由述べた。さらに同義教育課長は、「石垣与那国竹富の3市町採択はいずれ地教行法違反していない。しかし、教科書無償措置法によると、3市町協議して同一教科書採択しなければならない同一教科書採択されておらず、石垣与那国竹富各々教科書無償措置法違反している。3市町には地教行法教科書無償措置法双方満たす教科書採択求められる。そのために3市町同一教科書採択するための協議をしなければならない地教行法教科書無償措置法同時に満たす連立方程式の解が必要だ」との考え示した。県育委は「3市町協議して同一教科書採択しなければならないが、同一教科書採択されておらず3市町各々教科書無償措置法違反しており、3市町同一教科書採択するために協議しなければならない」「協議会答申は3市町教委採択拘束しない」「協議会答申異な教科書であっても協議して一本化すれば問題ない」と考えていた。また「教科書一本化については、3市町教委当事者)が9月8日協議有効性含めて協議して判断して一本化すべき」と考えていた。

※この「県教委が文科省の指導に従えないと表明」の解説は、「八重山教科書問題」の解説の一部です。
「県教委が文科省の指導に従えないと表明」を含む「八重山教科書問題」の記事については、「八重山教科書問題」の概要を参照ください。

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