県政史料室の開室
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「滋賀県立公文書館」の記事における「県政史料室の開室」の解説
県政史料室の開設は、2006年(平成18年)11月に「滋賀県公文書保存活用検討懇話会」がとりまとめた提言が直接の契機となっている。同懇話会は、大橋松行(滋賀県立大学助教授)が座長を務め、2006年5月から同年11月にわたり計5回開催された。懇話会提言では、明治期 - 昭和戦前期の永年保存文書の「歴史的文書」(歴史公文書等)への指定や、同文書の管理・閲覧に必要な規程の整備、保存期間を満了した有期限保存文書の評価・選別など、将来の公文書館設置を見据えて、暫定的に公文書館機能に代替する仕組みを設ける必要性が述べられている。 この提言を受けた県は、2007年4月に「歴史的文書の閲覧等に関する要綱」等を制定し、歴史的文書の閲覧や複写、撮影などの手続きを定めた。また、その利用サービスを行う場として、同年末から県庁新館(公文書センター)3階の県民情報室を改装。2008年6月、同室内に県政史料室を開設するに至った。
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